【簡単】スプレッドシートの行や列を固定表示・複数固定・解除する方法

スプレッドシートで表を作成するときに、行や列が長く大きなシートとなる場合があります。
先頭の行や列を見出しとして使っている場合、それらの行や列を固定させてスクロールができれば見やすく便利な表となります。
この記事では行や列の固定表示の方法と合わせ、ショートカットで簡単に固定する方法も解説します。

この記事の監修者

佐藤　諒

RPA開発歴4年 / MICHIRU RPAエキスパート認定 / 業務改善アドバイザー

RPA導入代行サービスCoreBeeを運営しており、RPA開発に取り組む他、業務改善アドバイザーとしてあらゆる業種の業務改善に携わっている。

この記事を書いた人

尾野　雄一

社内のエクセルマスターとしての地位を確立しており、今回その知識を最大限生かし執筆しています。

列を固定する

スプレッドシートの列を固定するには、次の順序で操作します。

行を固定する

スプレッドシートの行を固定するには、次の順序で操作します。

【複数固定】列と行を同時に固定する

これまでに解説した固定の方法を両方行うことで、列と行を同時に固定することができます。
列と行はどちらを先に固定しても、同じ結果となります。

固定した行や列を解除する

固定したスプレッドシートの行や列を解除するには、固定する行・列を【なし】と設定します。

【ショートカット】ドラッグで簡単に固定する

メニューから【表示】→【固定】と進み設定するのが固定の本来の操作方法ですが、簡易的にドラッグで固定を行うことができます。
A1セルの左上にある太線をドラッグすることでこのショートカットを利用することができます。

スマホで固定するには？

行の固定

列の固定

スマホアプリ版スプレッドシートでも、行・列の固定を行うことができます。
固定したい行・列を選択した状態で、再度選択している行・列をタップします。
メニューが出てきますのでここで【・・・】の追加メニューを開き、【固定】を選択します。

なお、すでに固定されている行・列を選択してメニューを開いた場合には【固定解除】のメニューが表示されます。

まとめ

スプレッドシートで作成した表が一目で全体を見ることができる規模のものであればよいですが、多くの場合作成した表はスクロールしなければ全体を見ることができません。
行・列の固定を利用することで、見出し部分や管理番号など常に視解に入れておきたい情報から目を離すことなく表の閲覧・作業が可能です。
ご自身の業務に活用できそうな内容と思われましたら、ぜひブックマークへ登録し操作を覚えておきましょう。